2022/08/21 17:51
スキンケアはちゃんとやっているけれどもお肌のコンディションが整わない、とお悩みの方はいませんか?
スキンケアはあくまでも外側からのケアなので、丁寧にやっていても、それだけでは思ったとおりの効果が得られないかもしれません。
同時に生活習慣をふりかえって、美肌習慣を身に着けてみませんか?

そもそも、きれいな肌とは?
きれいな肌は、見た目に美しい肌。当たり前のことですが、私たちの肌は、ほんの小さなことできれいに見えたり、疲れて見えたり、トラブルがおきてしまうものです。
では「きれいな肌」はどういうものでしょう?大きな特徴は次の3つです。
①うるおっている
このコラムを読んでくださっている方はよくご存知かもしれませんが、肌がみずみずしい状態だと、かさつきや毛穴の開きなどもなく、きれいな見た目になります。またうるおいがあるとバリア機能の働きがよくなるので、赤味なども起こりにくくなります。
②血色がよい
体の血のめぐりがよいと、血色がよくなります。血液をはこぶ酸素や栄養が、お肌のターンオーバーを支えるので、お肌に透明感をもたらしてくれます。
③弾力がある
弾力のあるお肌はハリ・ツヤがあり、年齢を感じさせなくなります。
それでは、この3つを整えるために大事な習慣をご紹介します。
外側からのケア:正しいスキンケアと紫外線対策
いうまでもなく、きれいなお肌づくりを支える大きな柱がスキンケアです。
正しく汚れを落とし、角質ケアを行い、きちんとうるおいを与えて油分でフタをする。毎日朝晩、基本的なお手入れを丁寧に行うことが美肌の大前提です。
時間や手間をかけなくても、「洗う・うるおす・フタをする」の3ステップをおこなってみてください。スキンケアの詳しいお話は、ほかのコラムもぜひ参考にしてください。
そして毎朝のスキンケアの最後にぜひ取り入れていただきたいのが、紫外線対策。
紫外線はシミ・ソバカスの原因になるだけでなく、バリア機能をそこない、乾燥や肌弾力の低下などお肌の底力に影響をあたえます。たとえ外出しない日でも窓からの光に含まれる紫外線がお肌にダメージを与えることも。
雨や曇りの日、一日在宅の日でも朝のスキンケアの仕上げに日焼け止めを習慣にしてください。また、帽子や日傘、室内ではカーテンや窓に貼るUVカットフィルムなどで予防できるとなおよいですね。
日焼け止め選びに必要なのはSPFとPA。SPFはお肌の表面にダメージを与える紫外線B波をブロックする割合の目安、PAはお肌の奥まで届きしわやたるみの原因となる紫外線A波を防ぐ割合の目安です。
SPFは最高50で数値が高いほど、PAは+の数が最高4つで多いほど紫外線ブロックの効果が高まりますが、高すぎるとお肌に負担を与えてしまうこともあります。室内メインの日常生活、ちょっとしたお出かけ程度であればSPF25、PA++程度で十分効果があります。また、どんな日焼け止めを使っても、効果が持続するのは2、3時間なので、こまめな塗りなおしをこころがけましょう。
内側からのケア①:質の高い睡眠
睡眠がお肌によいことはよくご存じかと思いますが、その理由をご存知でしょうか?
睡眠中は美肌にかかせないホルモン、メラトニンと成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、その日に体内に取り込んだものを栄養として細胞を作り替える、新陳代謝を促し、ダメージを修復してくれるからです。
メラトニンは睡眠に導くホルモンとして有名ですが、成長ホルモンの分泌を促進する役割もあります。またメラトニン自体も抗酸化力が強く、その力はビタミンCやEをしのぐとも言われています。
アンチエイジングに欠かせない2つのホルモン、ぜひともきちんと分泌させたいですね。
では、睡眠の質を高めるには、なにをすればよいでしょう?
まずは快適な環境。お気に入りの肌触りの寝具やアロマでリラックスするのも大事ですが、体が暑さ寒さを感じるないよう、室温調整もこころがけましょう。
また、メラトニンは朝起きて日の光をあびてから約16時間後に分泌されます。お肌のためには22時ごろに寝ることができれば一番よいですが、遅くても24時までには就寝できるとよいでしょう。お仕事など生活スタイルがある方は、ご自分の体と相談して睡眠時間を決めてみてください。
最近話題のブルーライトは、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。
寝る前の2時間程度はPCやスマートフォンの使用を控えると、ぐっすり眠れるかもしれません。
内側からのケア②:食事と栄養バランス
お肌の弾力は、皮膚組織の真ん中にある「真皮」の状態が影響しています。真皮には毛細血管がたくさん通っていて、血液から届けられる栄養素がお肌のハリをつくります。
健康な状態の血液は、食生活が大いにかかわっているのはご存知のとおり。
それでは、お肌に届けたい栄養素を見ていきましょう。
①ビタミン
お肌の健康に必要不可欠なビタミン。ほかの栄養素がうまく働くための潤滑油のような役割をはたし、新陳代謝やアンチエイジングに効果があるA、B、C、Eはとくに大切な栄養素です。
ビタミンA 赤身肉、レバー、チーズ、卵、緑黄色野菜
ビタミンB 緑黄色野菜、かんきつ類
ビタミンC かんきつ類、お芋
ビタミンE ナッツ類、アボカド、魚介類
②鉄分
女性にとって大事な鉄分は、不足している人が多いのが現状です。
鉄分は全身に酸素を運んでいるため、じゅうぶんでないと皮膚トラブルがおきやすくなりますので、積極的に摂取したいですね。
鉄分にも種類があり、動物性食品の赤身肉、レバーなどに多く含まれる「ヘム鉄」は体内への吸収率が高く、効率的に鉄分をおぎなうことができます。
一方ホウレンソウや海藻に含まれる「非ヘム鉄」は有収率が低いのですが、ビタミンCと一緒に接種することで効率が高まります。
前日のお食事とのバランスや気分にあわせて献立を工夫することで、毎日鉄分を接種できるといいですね。
③亜鉛
亜鉛は必須ミネラルのひとつで、体内のエネルギーをつくり、新陳代謝をうながします。亜鉛を摂ることでたんぱく質がつくられ、ターンオーバーを促進する、大切な栄養素です。
亜鉛は体内で作り出すことはできないため、食事やサプリなどで意識的に摂取しましょう。牡蠣や煮干し、レバーなどの動物性章句品や、海藻に多く含まれます。
④オメガ3脂肪酸
ダイエットのイメージが強いオメガ3脂肪酸ですが、肌の生まれ変わりをつかさどる細胞の機能を高め、ターンオーバーを整えるなど美容にもうれしい効果がたくさんあります。くるみやアマニ油などは有名ですが、ブリやサバ、サンマなどの青魚の油にも多く含まれています。
お肉やお魚と一緒にナッツたっぷりのサラダと海藻のお味噌汁、デザートに柑橘フルーツをとるなど、毎日の食生活にかんたんに取り入れることができますよね。
バランスのよい食事を毎回とるのがたいへんな場合は、サプリなども取り入れて、健やかなお肌をつくりだしましょう!
うるおいとハリのあるお肌作りには、霊芝エキスの入ったソセイのモイスチャーローションとエンリッチクリームがお勧めです。
ぜひお試しください。
ソセイモイスチャーローションはこちら ⇒ https://sosei.theshop.jp/items/62368302
ソセイエンリッチクリームはこちら ⇒ https://sosei.theshop.jp/items/62398187